このたびのコロナウイルスでも、もっと以前の東日本大震災でも同じですが、なにか事が起こってからですと、あっという間に食料品や日用品などが、お店から無くなってしまいます。

マスクやトイレットペーパーでしたら、まだ代用品がありますので、しばらくの間はなんとかなるでしょう。しかし、それがもしも食料品であった場合には、長引くほど辛いことになります。

最近の日本人は、食料品が手に入らないという状態を経験したことがないでしょうから、それが、どれほど恐ろしく不安なことであるのか想像することしかできない。

仮に想像できたとしても、そんな状況は長くても数週間程度で復活すると楽観的になるかたは多いでしょうね。 普段の状況からは、とても食料難になるとは想像もつかないかたが大半。

そのため、食料品を買いだめしておこうと思うかたは、それほど多くなかったのですが、今回のコロナウイルス騒動により、買いだめは必要だと思い直したかたは、近くにいませんか?

コロナウイルスだけのためではなく、いつ起こるか分からない災害のためにも、やはり普段から少しずつ買いだめしておくことが大事なのだと思いませんか。

品薄になってからでは、あなた自身も購入するのが難しくなりますし、運よくあなたが購入すれば、その分、他の誰かが購入することができなくなり、無意識に罪悪感を感じることもありますよ。 普段、何事もない平和なときや、まだお店に商品が豊富にある時こそ、買いだめをするチャンスです。

お店に商品が豊富にあるときには、少数のかたが、普段よりも多く物を購入しても、物流に悪影響を及ぼすことはないです。 普段よりも、多く売れたという程度の認識で終わると思われます。

買いだめと言っても、自家用車に詰めるだけ詰めるということではなく、いつもの買い物の量よりも少し多く購入して、保存しておくというそれだけのことです。

それを毎回、繰り返すことによって、いつの間にか充分な備蓄になること。

出来るだけ賞味期限が長いものを選びたいところですが、そのような物は、だいたい種類が決まってしまいますので、少し賞味期限が長いものを、消費しつつ、買い足ししてゆくだけで、食生活も普段と変わらないですので、食費が極端に多くなることもない。

平和な時の買いだめは、決して悪いことでも、恥ずかしいことでもないです。

むしろ、そのような時の買いだめこそ、賞賛されるべき行為ではないでしょうか。